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| ナルト、暁の全容と秘密 |
一人暮らしの裏ワザ・隠しワザ
ナルトの暁といえば、第二部(アニメでは疾風伝)に入ってから、ストーリーの中心となっている相手です。五大国の長である影と同等の実力を持つ9人のメンバーで構成された忍の精鋭集団で、各国のブラックリストに載っているお尋ね者でもあります。
5大国をはじめ、尾獣を狩るためなら正面から里へ乗り込んでいけるのは、ナルトの中でも暁ぐらいです。たとえ多くの忍の妨害にあったとしても、すべてを一掃できるという自負が、彼らの自身の源であり、同時に脅威でもあるのでしょう。
その中でも、ナルトと暁のメンバーが対決した砂の里では、デイダラとサソリが、わずか2里で5大国の一つ、風の国にある砂の里で乗り込んでいきました。しかも、人目で敵と分かる衣装を着ているのですから、隠れて潜入しようという意識は微塵も見られません。
そして、サソリが砂の里の入り口を幻術によってあっけなく突破し、デイダラが風影である我愛羅を倒しました。多くの警備がいたにもかかわらず、里の長を簡単に生け捕りにし、奪い去ったことからも、ナルトにおける暁のずば抜けた実力が窺い知れます。持って生まれた能力だけではなく、それぞれが多くの実践を潜り抜けてきたことは、あらゆる場面で落ち着いて余裕を持っていることからも分かります。
サスケとナルトに接触するため、暁のイタチと鬼鮫が木の葉の里にやってきたときにも、明らかにそれと分かるような格好で里の内部に潜入するという大胆な手口を見せ、上忍相手に圧倒的な力の差を見せ付け、見事にはたけカカシを打ち破って去りました。その気になれば、その場にいた猿飛アスマや夕日紅、マイト・ガイも倒すことができたのでしょう。万華鏡写輪眼の力は、写輪眼を持つはたけカカシと比べても、あまりにも強大でした。
2人1組のツーマンセルを基本にして行動していることからも、力量の違いを感じます。小隊の基本は4人であることから考えても、少人数でどのような事態にも対応できるという自信が感じられます。実際、2人いれば十分ということは、これまでの戦いで証明されています。
飛弾と角都が木の葉の里に来る前に、ニ尾を狩った時も余裕でした。まったく動揺することもなく、二尾と一体化した相手を捕獲しました。その後、火の寺を襲った時にしても、危うげなく相手を全員倒してしまったことは、木の葉の里にも衝撃を与えています。
飛弾については、不死というナルトの暁の中でも特殊な能力を持ち、猿飛アスマをいとも簡単に打ち倒しました。3代目火影の息子である猿飛アスマの死は、木の葉の里にとって、大きな痛手となっています。そして、その場にいあわせた奈良シカマルにとって、師である猿飛アスマを殺した飛弾は復讐の対象となります。
猿飛アスマの穴をはたけカカシが埋める形で、旧アスマ班は飛弾・角都討伐に繰り出します。ナルトも暁討伐に向けて修行を重ね、風遁螺旋手裏剣を完成させるために 必死の努力をするなか、はたけカカシを含めた4人は善戦します。
角都の土遁にはたけカカシの雷遁・雷切で対抗し、奈良シカマルの影首縛りの術で動きを封じました。しかし、不死の能力を持つ飛弾と、あらゆる性質変化を極めた角都を前に、苦戦を強いられてしまいます。このままでは、角都にはたけカカシ達がやられそうになったその時、うずまきナルトが暁討伐に駆けつけました。
新必殺技、風遁螺旋手裏剣によって角都をうずまきナルトが暁のメンバーとして始めて倒す一方、奈良シカマルが師匠、猿飛アスマの敵を討って飛弾を倒しました。春野さくらとサイが駆けつけたときには、すでに勝負がついた後です。サイは、その時の奈良シカマルの実力に驚きを示しました。
かつて感情を失っていたサイの関心にも納得できるほど、奈良シカマルの活躍は大きなものでした。中忍でしかない奈良シカマルと飛弾では、圧倒的に不利というのが、常識的な判断です。それを裏返すことができたところに、奈良シカマルの才能が秘められています。もっとも、ナルトにとって暁が大きな脅威であることには変わりありません。
残りの暁のメンバーはナルトにとって、手強い相手ばかりです。尾獣は確実に手中に収められ、目的達成に向けての歩みが進んでいきます。しかし、暁の目的については、リーダーのペインと、影の支配者うちはマダラの間では別れています。うちはマダラの本当の目的が明かされていない以上、ナルトや暁の行く末については、まだまだ謎に包まれた部分が多いといわざるをえません。
ベールに包まれたうちはマダラが何を求めているのか、全容が解明されるには時間がかかりそうです。リーダーのペインですら、捨て駒の一つである可能性はいなめません。サソリやデイダラ、飛弾、角都といった犠牲者についても、それほど問題視されていないことから、うちはマダラの目的は、ナルトの暁を運営していくことではないことは明らかです。
ナルトにとっても暁においても重要な地位を占めていたうちはイタチも、弟のうちはサスケとの戦いにおいて、命を落としました。もっとも、戦いによってではなく、持病のための死ではありましたが、その中でサスケを極限まで追い込み、サスケの呪印から解放された大蛇丸を封印し、さらには万華鏡写輪眼をサスケに託すという目的を果たしました。
うちはイタチはナルトや暁にも一目置かれる存在であり、万華鏡写輪眼による瞳術においては、桁外れの実力者です。目を合わせただけで幻術にかけられてしまう月読や、回避不能の天照は、最強の忍に限りなく近づいていることは間違いありません。
ナルトを狙う暁のリーダー、ペインは地雷也をも倒し、木の葉の里を急襲することに不安も見せないほどの忍です。輪廻眼の力は、それほどまでに圧倒的であるということでしょう。かつて、地雷也と師弟関係にはあったものの、師を大きく上回るほどに成長したのです。
地雷也といえば、ナルトや暁のリーダー、ペイン、そして四代目火影、波風ミナトを育てた伝説の3忍の1人です。師匠に3代目火影を持ち、弟子に4代目火影を持つという、まさに木の葉の里のトップに関わりつづけながら、自らの5代目就任には難色を示した、権力には無関心な人です。
うちはイタチや秋島鬼鮫からも一目置かれるほどの大人物でありながら、影に徹したものの、暁のペインの前に敗れ去りました。しかし、地雷也の残した情報は、ナルト達にとって、大きな遺産となっています。地雷也なしでは、ペイン打倒は不可能だったでしょう。
うちはサスケとうちはマダラが手を組んだことにより、万華鏡写輪眼を持つ二人は足並みをそろえることになりました。最強の瞳力を持つ一族が、暁としてナルトと対立する道を選んだのです。これは重大な問題でしょう。万華鏡写輪眼に対抗できるのは、万華鏡写輪眼を持つものだけとすると、決定的な危機ということになります。
蛇から鷹と名を変えたサスケ一行ですが、水月は秋島鬼鮫よりも弱いとサスケから宣告されました。もっとも、現在の段階のことであり、そのことに秋島鬼鮫はこだわりを見せていました。鷹と暁は同一組織ではないようですが、衣装は統一されています。そこにもまた、微妙な距離感がにじんでいます。
かつてデイダラがイタチやサスケに見せた闘争心は、実を結ぶことなく朽ちていきました。土遁の術を使い、岩隠れの抜け忍として強力な力を誇ったデイダラでさえ、写輪眼の前には無力だったのです。ナルトは暁を倒せるのでしょうか?冷静に考えると、困難な気がします。尾獣が次々と狩られていくのを見ると、いくら人柱力であっても、力の差は明確です。
チャクラの大きさが能力に比例するわけではないことは、これまでの戦いでも証明されています。もはや、ナルトに打つ手はないのでしょうか。暁のメンバーは補充可能です。真剣に戦力補強を考えれば、いともたやすく、実行できるのではないかと思います。
鷹と暁がナルトを狙う以上、これまでにはない脅威となることは必至です。2人の万華鏡写輪眼を前に、木の葉の里は打つ手なしでしょう。サスケは、このままマダラと行動を共にし続けるのでしょうか?そして、日向ネジの更なる成長は?
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